春先、梅雨のようにシトシトと雨が降る中、北九州市のH工務店様が、
家づくりを考えていらっしゃるお客様を連れて、
弊社のスーパーウォール工法を学びに来社されました。
私は、家づくりを通じて「豊かで幸せな家とは何なのか」という事を
長年学び、長年作り、長年お客様へ伝えてきました。
大切なのは、家は作る事が目的ではなく、住むことが目的であるということです。
私自身、22年経ったスーパーウォールの家に住んでいます。
体験談として例えば、冬場に寝る時、お布団が冷たくて不快に感じたりしたことは感じません。
湿気が原因でカメラやピアノにカビが発生することも感じません。
砂糖と塩が固まりにくく、サラサラしています。
他にもいろいろな快適性があります。良い住まいの条件として、暑い・寒いことを
我慢している状態では、健康や快適な生活を十分に満たすことはできないでしょう。
今回来社されたお客様には、弊社が22年前に建てたスーパーウォールの家を体感して
いただきました。住み心地を良くするためには、家の「性能」と言うルールが必要です。
なぜなら、性能(ルール)の違いを知って頂くことで、多くの方が家づくりで悩まれている
「住まいの違い」に気付くことが出来るからです。
様々なお話をした中でも、H工務店様とお客様は特に「洗濯物を部屋干ししても臭わない」
ということに驚き、体感から実感へと理解されたようで、とても喜んでくださいました。
生涯の住まいを考えたとき、歳を取るにつれ、毎年寒さと暑さが体へ負担がかかります。
1日でも早く在宅介護ができる住まいは今後大切になっていくでしょう。
私は、豊かさと幸せを兼ね備えた家を1棟でも多く作る事が、今までも、そして、
これからも必要であると信じています。それは私だけではなく、住まいを考える皆様に
もっと広げていけるよう、これからも頑張って伝え、福祉社会への貢献を心がけていきます。
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