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【福岡市 博多区】テラス付き住宅の設計における庭との調和とその効果

目次

はじめに|テラスと庭の一体化がもたらす豊かな暮らし

住まいにおいて“外とのつながり”は、私たちの暮らしに想像以上のゆとりをもたらします。その代表的な空間が、**テラスと庭の調和によって生まれる「中間領域」**です。テラスはリビングの延長として、庭は自然と触れ合う場として、それぞれ独立した機能を持ちつつ、一体的に設計することで暮らしの質を飛躍的に高めてくれる存在となります。特に都市部である福岡市博多区では、敷地の限られた中で「内と外をつなぐ空間づくり」が注目されています。本記事では、テラスと庭を調和させる設計のポイントと、その効果について詳しく解説します。

福岡市博多区の住宅環境と外構空間への期待

博多区は福岡市の中心部に位置し、商業施設や交通インフラが充実した利便性の高い地域です。その一方で、住宅密集地も多く、住まいにおける「開放感」や「自然との接点」が不足しがちな傾向があります。そのため、限られた敷地でも自然を取り込める外構空間、特にテラスと庭を一体化させた中間領域への期待が高まっています。

  • 室内から外を眺める視線の抜け
  • 家の中に光と風を取り入れる役割
  • 子どもやペットが安心して遊べる場所
  • 四季を感じる癒しの空間

これらのニーズを満たすのが、テラスと庭の調和による住空間設計です。

動線と視線を意識したテラスと庭の連続性の設計

テラスと庭を一体として活用するためには、視線と動線の連続性を意識した設計が不可欠です。たとえばリビングとテラス、さらに庭へと視線が自然に抜けるようにすれば、室内空間が広く感じられ、実際の面積以上の開放感が生まれます。

  • テラスの床とリビングの床高を揃えて、段差のない出入りを実現
  • 採光を確保しながら、外へ視線が抜ける窓の配置
  • 植栽や壁を活用して外からの視線は遮りつつ、内からの開放感を確保

動線についても、テラスを通じて庭へと自然に移動できる構成にすることで、家族が外に出やすくなり、テラスや庭が日常的に使われるようになります。

緑の取り込みと植栽計画による空間の柔らかさと奥行き

テラスと庭の調和を図るうえで欠かせないのが、植栽の計画です。建物の硬質な印象を和らげるだけでなく、外部からの視線を遮りつつ、空間に奥行きを与える効果があります。

  • 低木・中木・高木をバランスよく配置することで、自然なグラデーションを演出
  • テラスの近くには香りのある草花を植え、五感で季節を感じられるように
  • 常緑樹と落葉樹を組み合わせ、通年で変化を楽しむ

また、植栽によってつくられる木陰や緑のカーテンは、夏の暑さをやわらげる自然の遮熱材としても機能します。

テラスから楽しむ四季の演出と日常への癒し効果

テラスから直接庭が見える設計にすることで、日々の生活の中に自然の変化を取り込むことができます。

  • 春は新芽や花が咲き、気持ちのよい朝のひとときを演出
  • 夏は木陰で読書や昼寝ができる憩いの場に
  • 秋は紅葉や実を楽しみ、冬には常緑の葉が静かな美しさを保つ

このように、四季折々の変化を感じられる空間は、日常に彩りと癒しをもたらします。 忙しい都市生活の中に「自然に触れる時間」があることは、心身の健康にも良い影響を与えると言われています。

プライバシーを守りながら開放感を得る外構デザイン

都市部では隣家との距離が近く、開放感とプライバシーをどう両立させるかが大きな課題となります。その解決には、外構や植栽の工夫が有効です。

  • テラス周囲に木製フェンスや格子スクリーンを設置し、圧迫感のない目隠しを実現
  • 庭の外周部に中高木を植えることで、自然な視線遮断と緑の囲いを形成
  • 外からの視線が気になる場所には、ポリカーボネートの半透明パネルで柔らかく遮蔽

このようにして「見せる部分」と「隠す部分」をバランスよくコントロールすることで、安心感のある開放空間が実現します。

メンテナンスしやすい植栽・素材選びとその工夫

テラスと庭を日常的に使うためには、手入れのしやすさや素材の耐久性も重要な要素です。

  • ウッドデッキには人工木を使用し、雨や紫外線に強く、腐食・シロアリ被害を回避
  • 植栽はローメンテナンスな常緑樹やグラウンドカバーを選定
  • 防草シートや化粧砂利で雑草管理の手間を軽減

また、水やりを効率よく行うための自動散水システムの導入や、落葉対策として掃除しやすい床素材を採用するなど、長く快適に使い続ける工夫が、日々の生活の質を左右します。

まとめ|都市型住宅にこそ求められる自然との調和

福岡市博多区のような都市部では、建物が密集しがちで、自然との距離が遠くなりやすい環境にあります。だからこそ、住まいの中で“自然とつながる場所”をつくることが、豊かな暮らしへの第一歩となります。

テラスと庭を一体的にデザインすることで、内と外が緩やかにつながり、暮らしに広がりと深みを与える空間が実現します。 自然の緑に囲まれた時間は、心を落ち着かせ、家族の会話を増やし、暮らし全体をより豊かに彩ってくれるでしょう。

限られたスペースでも工夫次第で実現できる、都市型住宅にふさわしい「自然との調和」。 それは、これからの住まいづくりにおいて大切にしたい設計思想のひとつです。

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