中古住宅(既存住宅)の活かし方第2弾のお話しです。
前回は、当社リノベーション物件の実例をもとに、
最初の物件調査で不具合などを見つけることと、間取り変更、
床張り、壁紙貼り、トビラ付け替えなどをお伝えしました。
今回はその続きをご紹介いたします。
水廻りの交換です。
水廻りは年数が経つと配管が傷んだり、水栓のパッキンなどが劣化して水漏れが
起きる可能性が増えてきます。毎日水を扱うので、使い方次第で長持ちするかが
かなり変わっていきます。今回は、キッチン・浴室・洗面化粧台・トイレ・給湯機、
水廻り設備を入れ替えました!
キッチンの使い勝手が格段に上がり、食洗機付きで清潔な使い方がしやすくなりました。
もとはタイル壁だった部分を、拭き掃除がしやすい清潔なキッチンパネルを張っています。
レンジフードの形状も大きく変わりました。中が汚れにくく、掃除もお手軽になっています。
トイレの便器交換をして床クッションフロア・壁クロスで張り替えて、埋め込み式のトイレット
ペーパーホルダーを施工しました。狭い空間は、模様や柄の多いクロスを使うと圧迫感を
感じやすくなります。おすすめは、なるべく白系の色で、アクセントとして色や柄を取り入れる
方が合わせやすくなります。また、24時間排気を付けて、湿気やにおいがこもりにくいように
配慮しました。
洗面化粧台の交換・クロス張り替え・床クッションフロア張替。
こちらもトイレと同じく清潔感が増しました。
タイル風呂からユニットバスに取り替えました。浴室は特に人が裸になるところなので、
冬場の寒さでヒートショックを起こしやすくなるので、ユニットバスだと保温性が
良くなり、タイルのように滑ってけがをする可能性も低くなります。
給湯機の取り替え。周辺地域が集中プロパンでしたので、それに合わせて専用の給湯機を
選択しています。また、ガスを使用せず、オール電化にする場合は、給湯器のサイズが大きく
なるので、本体を置くスペースの確保が必要です。
今回は、水廻りの交換をご紹介いたしました。第三弾に続きます。
馬渡 勇一でした。
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