中古住宅(既存住宅)を自分たちが過ごしやすく工事したいと考えるとき、
どこを扱って、どこまでやれば良いか迷うことはありませんか?
微力ではありますが、自社でリノベーション工事を行った中古住宅、
【重留中古住宅】を元にご説明させていただきます。
・最初の物件調査では、どの程度傷んでいるか点検をします。
家の外周部、床下、天井裏など隅々まで点検をし、家にとって重大な
不具合がないかを確認します。ここでもし見つかったら、まずはその部分の
修理費用を検討します。
写真では、屋根・外壁・ブロック塀の塗装を工事しました。見た目が良くなるだけでなく、
それぞれの素材が長持ちさせる利点があります。日頃外の雨風にさらされ、過酷な温熱環境に
耐えるためには、一定期間ごとにメンテナンスは必要です。
次に、実際の生活を考えたとき間取りの変更などが必要か検討をします。
ここで図面を書き、使い勝手や動線を見るとよりはっきりしていきます。
家の築年数や程度にもよりますが、断熱性が低いと住み心地も悪くなるので、
合わせて検討をしておいたほうが良いです。壁・床・天井を扱うとき、一緒に
断熱材を入れ替えることも出来ますので、工事費用を抑えることができます。
写真では間取り変更、床張り、壁紙貼り、トビラ変更を工事しました。
部屋の明るさが変わり、動線も良くなりました。
ここで1つ注意いただきたいことが、部屋が広くなればなるほど、冷暖房や断熱・気密・換気が
大切であることです。つまり、冷暖房が効きにくくて夏や冬が不快になるということです。
家族が良く集まるリビングやダイニングなどメリハリを考えて工事をすることも一つの手段です。
ただし、その際は部屋間での温度差に気を付けましょう。
リフォーム玄関ドアを採用し、トビラの断熱性能が上がりました。玄関は家の顔でも
あり、人の出入りが多い分、熱損失も多い場所です。写真では、壁にニッチを埋め込み、
物を飾れるようにしました。これも壁紙を貼る時一緒に施工しています。
続きは、「既存住宅の活かし方②」を投稿させていただきます。
写真の物件は、現在リノベーショ物件として公開、オープンハウスを開催しております。
実物をご覧になりたい方は、当社のイベント情報をご覧ください。
馬渡 勇一でした!
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