暮らしの知恵

この度平成30年台風第7号及び前線などに伴う大雨及び、大阪府北部を震源とする地震に

より被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

福岡市内でも、驚くほどに多くの雨が降りました。当時は常に情報を閲覧しながら、

外の状況と合わせて心構えをしていました。お客様からの問い合わせがあった時、

すぐに動く、あるいは対応できるように準備もしておりました。梅雨があけてから

この前の雨水が嘘のように引いていますが、川や山付近では、土砂が流れていた形跡の

ある部分がところどころで見られます。

 

「災害」というのは、地震だけでなく、天災・人災とさまざまですが、

日本では、地震、台風、洪水、土砂崩れなどよく発生していると感じます。

最近では、「災害は、忘れる前にやってくる」という考え方ではないでしょうか。

まさかの事態が身近で起きるとき、私は「住まい」と「安全」について、より

広く、深くお客様に伝えていく義務があると感じております。

今回ニュースを見ていて気が付いた点があります。小郡市の洪水ハザードマップで2m~5mの

浸水エリアに入っているショッピングモールが川の氾濫で浸水したことです。

災害が起きたときに最も困ることは、水や食糧の確保です。もし、ショッピング

モールが避難所として機能すれば、施設で食糧などの提供だったり、救助ヘリを屋上に

着陸させることも容易なはずだと思います。

つまり、施設の建設当初から適切な場所と災害への備えを計画する必要があります。

簡単なことではないのかもしれませんが、公共性の大きな施設ですので、災害への備えは

十分検討すべきだと思いました。

今回を教訓に住まいと安全についてもしっかり考えて伝えていきたいと考えております。

馬渡 勇一でした。