福岡市の桜は、もう間もなく開花するところが多いようです。
あっという間に満開になり、ちっていくのでぼちぼち
お花見の計画をたてなければと思っています。
さて、今日は窓のお話。
皆様が住んでいるお住まいには必ずと言っていいほど、
窓があるかと思います。
ただ、この日本で使用されている窓が、
世界基準に比べると、ものすごく劣っているものが
ここ数十年、日本のスタンダードとして使用されてきた事をご存知でしょうか?
窓の断熱性能はU値(熱貫流率)というものであらわされ数値が低いほうが高性能です。
まず世界各国ではそのU値に最低基準があり、日本にはありません。
ちなみに日本の既存住宅によくあるアルミ枠の1枚ガラスの窓。
このU値は6.5。
住宅の先進国ドイツの最低基準は1.3。
お隣の韓国では2.7。
これだけ見ても明らかに日本の窓に対する基準が劣っている事がわかります。
ちなみに日本の経済産業省が定めた窓の断熱性能表示等級で、
最高レベルの4つ星でも2.33以下。
日本の最高レベルが、お隣の韓国では最低レベル。
この現況があることは、私たち作り手が追及してこなかった責任もあると思っています。
冬の開口部(窓)からの熱損失が約6割、夏の開口部(窓)からの熱取得が約7割
といわれています。
この現実を知ると、窓の重要性を再認識していただけるかと思います。
これから新築のお住まいをお考えの方、断熱リフォームをお考えの方、
窓の性能も十分に考慮の上、ご検討を進めていただければと思います。
以上、おかもとでした。
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