4月14日に発生した熊本地震により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地等におきまして、救援や復興支援などの活動に尽力されている方々に深く敬意を表しますとともに
皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、本日はK様邸の気密検査がありましたー!
検査をする機械です!
弊社の行っている気密検査は「減圧法」というやり方で、
気密測定の方法は、まず強力なファンを使って建物内の空気を外に出します。
すると隙間の多い住宅では…
隙間から多くの空気が建物内侵入して、屋内と屋外の気圧の差がそこまでありません。
しかし隙間の少ない住宅では…
侵入してくる外気が少ないので、屋内と屋外の気圧の差が大きくなります。
この原理を利用すると、隙間の面積が計算できるのです!
隙間(C値)が小さいほど、隙間からの熱の出入りが少なく、断熱性能の高い家になります!
ただ、隙間の無い家なんて・・・息苦しくないの?といった方も中にはいらっしゃいます。
全然そんなことありません!
気密性能の高い家は、空気の乱れが少ないので計画換気が上手く働きます。
しっかりした24時間換気システムと合わせることで、屋外よりもきれいな空気の中で快適に過ごせます。
また気密住宅は、窓を開けたらいけない!という訳ではありません。
窓から入る風を上手に活かした間取りなども併せて考えれば、さらに省エネで快適な生活ができるのです!
今回のK様邸では…
C値 0.25 c㎡/㎡ !!
今回も職人さんの丁寧な仕事のおかげで、なかなか良い数値が出ました(^^)/
うちの棟梁です!
普段は現場営業もしてくれる優しい棟梁なのですが、この写真では顔が怖いですね。笑
平成11年に経済産業省・国土交通省は、地域ごとに「次世代エネルギー基準」を設定していて
北海道、青森県、秋田県、岩手県地方では、C値が2.0以下となる住宅を気密住宅と規定しています。
またそれ以外の地域では、C値が5.0以下の住宅を気密住宅としています。
ではC値の数値を実際の大きに置き換えてみると、約40坪の大きさの住宅で
C値 5.0 = はがき4.5枚相当 ←福岡での気密住宅の合格ライン
C値 0.25 = はがき0.23枚相当 ←今回の現場
C値は数値が低ければ低い方が良いです。
同じ気密住宅ですが、実際の数値(家全体の隙間)を比べるとこんなに違います!
冬の寒い日に暖房をしていても、お家全体で、はがき4.5枚相当以上の隙間があれば
冷たい空気が入ってきて暖房も効かず、光熱費がかかるのは当たり前です。
断熱性能の良い、サッシや断熱材をいくら使っても、これではもったいないですね。
弊社が取り組んでいるスーパーウォール(SW)工法では、
このC値が 1.0 以下でなければいけません。
さらに馬渡ホームでは、C値 0.5 以下を目標値としています。
よく断熱材など断熱性能(Q値)の話しを耳にしますが、それだけではいけません。
気密性能(C値)もすごく重要です!!
性能に少しこだわった家づくり、始めませんか?
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