木材の種類に「集成材」と「無垢材」があります。
弊社では構造材は標準で「集成材」を使っています。
集成材とは
一般的に集成材の印象は「寄せ集めした木材」という漠然としたイメージを持つ方が多いと思います。
実は製材された板・角材などを乾燥させ、節や割れなどの部分を取り除き、繊維方向に揃えて接着して作る木材で、
天然木材と比べると強度があり、狂いも少なく、耐久性に優れています。
天然木材には水分が多く含まれているため乾燥が不十分だと狂い、割れ、反りが出てきます。
集成材は天然乾燥に加え乾燥装置で含水率15%以下まで乾燥させ、狂い、割れ、反りが出にくいです。
木材の節や割れを製造工程で取り除き、強度のばらつきが少なく、品質が均一化されています。
耐火性能もあり表面部分は燃えて焦げてしまいますが、表面が炭化層になり内部まで酸素がいかなくなり燃えにくくなります。
「JAS」マーク
接着されている接着剤の化学物質を懸念される声もあります。
だから、「JAS」マークがあります。
Japanese Agricultural Standardの略称で「日本農林規格」のことです。
JAS規格では集成材の外面の品質だけでなく、わかりにくいい接着剤性能、強度、ホルムアルデヒド放散量などについて試験方法・適合基準が定められています。
それらの検査項目を合格した集成材だけが「JAS」マークが表示でき品質を保証しています。
弊社の使っている集成材には、ちゃんと「JAS」マークが付いています。