全ての住宅において、住宅性能を向上することが、住み心地を良くする方法につながりますが、
図面・現場・暮らしが一致しているかどうかは、住んでみないと分かりにくい部分があると考えられる
方は多いと思います。見方を変えて、実際に生活しているデータがあれば、かなり参考になるのではないでしょうか。
そこで、当社はオーナー様にご協力いただき、部屋の温湿度を測る装置を置かせていただきました。
そこで得たデータをまとめたのでご紹介させていただきます。
今回のテーマは、「馬渡ホームが提案する暮らしを実践するとどうなるか?」です。
計測したデータは、ある時期、内外の温湿度と光熱費に焦点を絞りました。
まず、前提として、当社が提案する暮らし方は、エアコンは24時間付けたまま、窓を開けずに生活することです。
年間で必要な冷暖房時期は、およそ10ヶ月間としたときに、ほぼ毎日エアコンが稼動している環境です。
光熱費節約のために我慢した生活ではなく、少ないエネルギーで快適に過ごせる環境です。
緑の折れ線グラフが室内の温度で、赤の折れ線グラフが外気温です。下の緑は室内の湿度で、赤は外の湿度です。
2つの折れ線グラフは興味深い結果が出ました。外気温は日中高くなって夜は下がっていますが、室内の温度はほぼ
一定を保っています。24時間エアコンを稼動していますが、外気温にほとんど左右されていないことが分かります。
その日の光熱費は、太陽光発電の分もあり、300円の黒字となっています。
温度と湿度の分布だけでは見えてこない光熱費も家計にとって大事だと考えております。
まずは性能が良い家の特徴として知っていただけると幸いです。
福岡市西区野方5丁目39-12株式会社馬渡ホーム
まわたり ゆういち