桜の花びらがだいぶ散ってきました。令和の発表以降、太宰府市は令和特需で観光客が
かなり増えているそうです。しかし、人が増えれば、宿泊先やトイレ、飲食、駐車場などインフラ設備も
大変だと言うことを知りました。会社から身近な場所でそういった現象が起きることに驚きつつ、
新元号になっても本物の家づくりを続けて参りたいと思います。
先週、野方にあるIoT搭載モデルハウスで実験した部屋の温度と湿度の関係から、
暮らしに関わる体感について内容をお伝えいたします。
4月第一週目は、日中天気に恵まれていました。外の湿度は30%くらいでしたので、
乾燥している空気だったと思います。部屋の湿度も若干乾燥気味の32%でした。
人によって体感が違うのですが、私自身は、少し肌がピリピリする感覚になっていました。
モデルハウスとして実際に生活しているわけではないので、生活の湿気がほとんどない状態です。
IoTモデルハウスには、室内の各部屋に温湿度計が付いており、その情報をスマートホンの
「ライフアシスト」と言うアプリから24時間いつでも見ることができます。
実験で湿度を手っ取り早く上げるために、IHコンロで鍋に水を入れて沸騰させ、およそ10分
運転させてみました。すると、湿度が徐々に上がっていき、42%くらいになりました。
先ほどの乾燥が少し和らぎ、ちょうど良い体感になりました。
温湿度計があると、自身が心地よい環境を数字で知ることが出来るので便利です。
室内環境は、生活ラインだけでなく、外と中の空気の出入りによる換気でも常に変わっていきます。
そして、注意しなければならないのが、湿度が多いと肌の乾燥が軽減される反面、過剰な湿気は
カビやダニの温床になるということです。
収納内部の布団など乾燥した物も湿気を引き込むので注意が必要です。
日々の暮らしの中で、加湿と除湿を上手く工夫することがより良い生活になります。
まわたり ゆういちでした。